雪が積もった冬の朝、妻はむくりと起き上がり、手短にシャワーを浴び、荷物をまとめて出ていった。
シンとした空気の中、車のランプがついて妻の車が走り去る。
部屋には私と生後7ヶ月の幼い娘。さて、どうしよう―。
家出ではございません。
今週末、本州に住む義母と妹が所要で近くのホテルに宿泊しており、
2人に会うために妻は朝早くに出かけました。
父と娘の2人きり。
もちろん私も半年間育児休業を取得していた身。
この子の世話と自分の身の回りのことくらい完璧にやってやるわっ!任せときっ。
と意気込んでみますが、
時刻は午前7時。こんな時間から娘と2人になるのは初めてです。
午前中の数時間とはいえ「何かが起きたら私に責任があるのだ」という自覚とともに、
楽しみな気持ちも沸き上がります。
妻は授乳をしてから出かけてくれたので、
娘のお腹が満たされているうちに自分の食事も済ませてしまおう。
パンをオーブンで焼き、食べました。
2人きりの朝だから、娘の隣で食べてみる。

パンをカツアゲされそうになりながらも、自分の食事を終えます。
何でも手に入れようとするジャイアン的思考をのぞかせてきますが、
娘は義母から与えられた腕時計型のおもちゃをなめて上機嫌。
よしよし、ここまでは順調だ。
今のうちに洗濯機も回してしまおう。
帰ってきて洗濯までできていたら妻はたいそう感動するに違いない。
午前8時過半近くなり、
娘もひと通り遊んだようすなので離乳食を準備します。
今朝は昨日作ったマグロ、さつまいも。そして7倍がゆ。
最近はベビーフードの味をつけるソースを少しご飯に混ぜるので、
離乳食といえど少し美味しそうな匂いもします。

最初はパクパク食べていた娘でしたが

現実逃避してぶーぶー言ってきたのでここまで。
まあ、2/3ずつくらいは食べたのでよしとしよう。
この時期は離乳食から(多くて)30%の栄養をとるべし!と本に書いてあるけど、
朝晩2回の離乳食でなかなかハードル高くない?とも思います。
そして朝寝の時間。
ふだんも授乳しつつ朝寝をしているので、ミルクを用意して寝かしつけます。
朝寝をしっかりさせられることは父として一流の証(わが家基準)。
だが娘がウトウトし始めた時、くしゃみをしてしまった。
娘は起きた。
おい、おれ、ホコリ。オイ、オレ、ホコリ!
体をこちら側に傾けて腕で軽く包むようにするとすんなり寝てくれましたが、
本当の勝負はここからです。
五郎氏の食事が勢いづく「孤独のグルメ」BGMが流れ出します。
(タラタタータタラタタータ)
娘の朝寝時間は、できるかぎり長く確保したい-
そのためにはここから、一瞬たりとも気を抜けない―
問題は、
★添い寝をしないと起きる娘。
★便意が顔をのぞかせる私。
のたたかいが始まったこと。
娘の睡眠を取るか、自らの便意を取るか。
朝のコーヒー一気飲みを呪いましたが、
急がば回れの精神(?)でトイレへ直行。ほぼ迷いなしで、ごめんよ娘。
いろんな意味で運も良かったようで、トイレから出ても娘はまだすやすや。
ほっとし、次は洗濯物を干していきます。
洗濯物を干すと、娘が目覚めた音がっっっ。
振り返る。娘寝ている。
振り返る。娘寝ている。
(!?!?!?)
洗濯物を取り出す「カサ」音が娘の寝返りに聞こえる。
これは育児あるある?
そうこうしているうちに午前10時半。妻帰宅。
家事育児を一人で毎日やっている妻には足を向けて寝られませんね。
娘は結局昼くらいまで朝寝をして、
午後も2時間くらい昼寝しました。AKACHAN-DANE!
たいした長時間でもないのに、壮大なお世話のようなふりをしましたが、
娘との絆がまた深まった、冬の日の朝。
☆彡